・障がいの種類にもよるが、免疫力が弱く、コロナウイルス感染リスクが高い人が多い。外出(=通勤)が難しいとなると、収入も減るのでは……。
・障がい者を雇用する企業には、在宅勤務への切り替えをせず、満員電車で通勤を強制しているところが、まだまだ多い。就労支援事業も、在宅利用が認められておらず、通所しなければならないところが多い。
・基礎疾患があるので外出が難しく、どんどん働かなくなりそう。
・障がい者の多くが契約社員やアルバイトなど非正規雇用で働いている。コロナの影響による業績悪化を背景に、非正規労働者の解雇や雇い止めが多発。どうしても健常者よりもコストパフォーマンスが低くなりがちな障がい者が、真っ先にターゲットになるのではないかと不安がある。
・元々少ない「障がい者が働ける求人」が、さらに減ってしまう。転職しようとしても次の仕事がすんなりと見つかる保証もない。
・東京パラリンピックが2021年に延期になり、その見通しもまだわからない。関連イベントが軒並み中止になり、イベントの仕事で生計を立てていた人は、かなり仕事が減っているよう。せっかく盛り上がってきた障がい者タレントやインフルエンサーの世界が、縮小しないよう、応援したい。
・大変な時だから、社会貢献活動にお金が回らなくなるのでは。コロナウイルスの影響が拡大してから、メディアでも「CSR」や「SDGs」といった話題を見なくなった。景気のいい時だけ「誰一人取り残さない世界」と社会貢献を謳い、景気が悪くなるととたんに切り捨てるなら、見せかけのCSRやSDGsと言われても仕方がない。
・いつもはお金のかからないボランティアヘルパーも、コロナが流行ってから有料になった。